RDB(リレーショナル・データベース)の概要を知る

2020/11/17 03:09

RDBの概要と、その一般的なリレーションの作り方である一対多、多対多のリレーションシップについて概念理解をしましょう。RDBとNoSQLの簡単な対比、テーブル、カラムのようなデータの基本構造の話、リレーションシップの話までを10分弱の内容にまとめています。

RDB(リレーショナル・データベース)とは

データを複数のテーブルで表現して、テーブル同士の関連を使って情報を整理できるデータベースです。よくある機能としてはテーブルの結合(JOIN)や、一意に更新を行うトランザクション などがあり、情報をキチッと操作するのに適した仕組みになっています。

よく対比されるものとして、NoSQLのようなデータベースの種類もあります。

RDBの例

以下のようなものをよく見かけるでしょう。他にも沢山あります。

  • MySQL
  • PostgreSQL
  • SQLite

リレーション

あるテーブルから、別のテーブルの情報を関連付ける方法です。 大抵は参照元テーブルが参照先のIDをどこかのカラムに入れておく事で表現します。

1対多

一つのテーブルの情報(レコード)に対して多数のレコードがリレーションしている構造を一対多と呼びます。参照元テーブルが参照先のIDを持つことで実現します(動画中ではauthorsとworksの関係です)

多対多

部活動とその所属メンバーのように、どちらも多数属することができるような概念(ある人が複数の部活を兼部できるので、単純な一対多で表現できません)を多対多と言います。中間テーブルを用いて両者の仲立ちになるテーブルで結合します。

この記事を書いた人

佐藤 正志

サークルアラウンド株式会社 代表取締役